ニュース 2022/08/03 18:00
中国軍が台湾周辺6カ所で集中演習、米議長訪台けん制
政策・政治
【亜州ビジネス編集部】中国国防部は2日、台湾周辺の6海域で軍事演習し、実弾射撃すると発表した。ペロシ米下院議長の台湾訪問をけん制する動きとみられている。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
一方、米軍も空母ロナルド・レーガンの艦隊が台湾近くのフィリピン海に展開。空中給油機9機が沖縄に到着したほか、強襲揚陸艦「トリポリ」が沖縄、「アメリカ」が佐世保に配置された。
中国軍の訓練海域は、台湾本島の北部や北東部、北西部、東部、南部など。高雄沖の訓練海域は陸地からわずか20キロの距離だ。米国防総省の報道官は「中国軍は演習の内容を説明すべきだ」と非難している。
中国軍東部戦区の施毅・報道官は2日、台湾周辺での演習について「台湾問題で最近、行動をエスカレートさせている米国を震え上がらせるため。台湾独立勢力への厳しい警告だ」と述べた。
台湾・中央通信社によると、台湾国防部は3日、中国軍の訓練が台湾の主要港と都市に脅威を与える意図があると述べ、「意見の違いを武力で解決し、地域の平和を破壊しようという中国の考えをはっきり示した」と指摘した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
一方、米軍も空母ロナルド・レーガンの艦隊が台湾近くのフィリピン海に展開。空中給油機9機が沖縄に到着したほか、強襲揚陸艦「トリポリ」が沖縄、「アメリカ」が佐世保に配置された。
中国軍の訓練海域は、台湾本島の北部や北東部、北西部、東部、南部など。高雄沖の訓練海域は陸地からわずか20キロの距離だ。米国防総省の報道官は「中国軍は演習の内容を説明すべきだ」と非難している。
中国軍東部戦区の施毅・報道官は2日、台湾周辺での演習について「台湾問題で最近、行動をエスカレートさせている米国を震え上がらせるため。台湾独立勢力への厳しい警告だ」と述べた。
台湾・中央通信社によると、台湾国防部は3日、中国軍の訓練が台湾の主要港と都市に脅威を与える意図があると述べ、「意見の違いを武力で解決し、地域の平和を破壊しようという中国の考えをはっきり示した」と指摘した。
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