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  ニュース     2022/05/13 18:00

中国当局が出国規制強化、観光・親族訪問は不可 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】国家移民管理局は10日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、出入国規制を強化する方針を確認した。特に国民の不要不急の出国を厳しく制限する。報道によると、中国当局の定義で「不要不急の出国」は観光や親族訪問を指す。留学やビジネスなどで出国する場合は、厳しい検査を得た後に許可されるという。中国新聞網など複数メディアが伝えた。
 同局はこの日の会議で、上海市の出入国当局に対し、同市の「ゼロコロナ」実現に全力で協力するよう指示。北京市の出入国当局に防疫措置を厳格に実施するよう求めたほか、吉林当局にも現在の対策の成果を維持するよう促した。
 国家移民管理局は2021年8月、不要不急の海外との往来を禁止し、一般のパスポート発行を中止した。この政策は緩和されておらず、空港の出入国管理係官が最近、市民のパスポートをはさみで切断したとの情報も流れた。ただ、同局はこの情報を否定している。
 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、SNS上では同局の方針について各種の見方が出ている。「不要不急の出国禁止は2年前から続いている。今回改めて強調しただけ」とする見方がある一方で、「中国経済の下振れで人民元が大幅に安くなった。出国規制は資本の流出を防ぐため」との意見も見られた。


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