ニュース 2022/04/18 18:00
中国:陝西西安が短期ロックダウン発令、市民パニック
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】新型コロナウイルスの感染者確認を理由として、陝西省の西安市政府は15日、16日から4日間の「臨時管理措置」を実施すると宣言した。住宅団地や企業からの外出を禁じられたほか、大型商業施設や図書館などが臨時閉鎖となり、事実上のロックダウン(都市封鎖)となる。中国メディアの澎湃新聞などが報じた。
西安市政府による突然の発表に、西安市の住民はパニック状態となり、多くの住民が食料や必需品の買いだめに向かった。西安市では昨年12月から今年1月まで約1カ月のロックダウンが行われた経緯がある。
西安市は、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で「臨時管理措置」は感染拡大を断ち切るためだが、ロックダウンではなく、今後も行う予定はないと強調。社会的な感染対策を強化する一方、通常の生活や事業を確保するのが目的だとして、住民に平静を呼びかけた。
西安市によると、4月15日現在の感染者は計43人。感染力が極めて強い変異株のオミクロン株が確認された。感染者の中に物流関係者が含まれており、ヒト間とモノからの感染の双方の可能性があるとして、感染ルートの特定を急いでいる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
西安市政府による突然の発表に、西安市の住民はパニック状態となり、多くの住民が食料や必需品の買いだめに向かった。西安市では昨年12月から今年1月まで約1カ月のロックダウンが行われた経緯がある。
西安市は、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で「臨時管理措置」は感染拡大を断ち切るためだが、ロックダウンではなく、今後も行う予定はないと強調。社会的な感染対策を強化する一方、通常の生活や事業を確保するのが目的だとして、住民に平静を呼びかけた。
西安市によると、4月15日現在の感染者は計43人。感染力が極めて強い変異株のオミクロン株が確認された。感染者の中に物流関係者が含まれており、ヒト間とモノからの感染の双方の可能性があるとして、感染ルートの特定を急いでいる。
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