【亜州ビジネス編集部】中国ソフトウエア・情報技術サービス産業の成長率が足元で鈍化しつつある。今年1〜10月の売上高は、前年同期比19.2％増の全国7兆6814億人民元（約137兆5000億円）規模に達したものの、伸びは1〜9月比で1.3ポイント低下した。1〜10月の利益総額は9.1％増の9218億人民元に上ったが、伸びは1〜9月比で1.6ポイント低下している。工業和信息化部（工業情報化部）が21日に報告した。

　1〜10月の海外輸出は、11.2％増の417億米ドル（約4兆7600億円）で推移している。伸びは1〜9月比で0.1ポイント加速した。うちアウトソーシングサービスは22.9％増の116億米ドル、組み込みソフトは3.1％増の159億米ドルなど。

　従業員の総数は、1〜10月の平均で前年同期比7.4％増の全国811万人を数えている。1〜9月の平均と比較して15万人増えた。


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