【亜州ビジネス編集部】香港政府は3日、新型コロナウイルス防疫策として香港の出入境を禁止する、いわゆる「都市封鎖（ロックダウン）」措置を当局が実施するとのうわさを否定した。インターネットやSNS上で、「午前0時から全面封鎖が実施される」との情報が拡散されていることを受けたもの。政府は併せて、「3日午後6時から店内飲食が禁止され、デリバリーのみ認められる」とのうわさも否定。こうしたうわさの流布に対しては、パニックを招く行為として法的に厳しく対処していく構えを示した。

　これまでの報道によると、香港では12月31日、輸入関連性の市中感染者が2人、輸入性（海外からの入境者）の感染者が17人確認された。うち輸入関連性の市中感染者は、海外でのフライトを終えて市内を移動した航空会社乗員と関連がある可能性が高いという。香港における市中感染確認例は約7カ月ぶりとなった。


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