ニュース 2022/09/14 18:00
10月党大会後も「ゼロコロナ」継続へ、転換は23年に=ゴールドマン
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】ゴールドマン・サックスは13日発表の最新リポートで、中国が10月の共産党大会後も「ゼロコロナ」政策を継続するとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を巡っては、党大会の終了後に緩和に向かうとする見方も出ているが、ゴールドマンはこうした見解に否定的なスタンスだ。香港紙・明報など複数メディアが14日伝えた。
ゴールドマンはリポートで、今回の党大会は習近平・総書記(国家主席)が異例の3期目就任を目指すものであり、この一大イベントを控えて社会の安定が重要なテーマになっていると指摘。最近、北京やその周辺エリアで防疫対策が強化されているのは、こうした背景によるものと分析した。リポートによると、北京市周辺では複数エリアでロックダウン(都市封鎖)が実施され、国内旅行も厳しく制限されているという。
ゴールドマンによると、今回の党大会では、特に党指導部の人事に重点が置かれている。このため、来年上半期に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、「ゼロコロナ」政策の見直しが進められる可能性が高いという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ゴールドマンはリポートで、今回の党大会は習近平・総書記(国家主席)が異例の3期目就任を目指すものであり、この一大イベントを控えて社会の安定が重要なテーマになっていると指摘。最近、北京やその周辺エリアで防疫対策が強化されているのは、こうした背景によるものと分析した。リポートによると、北京市周辺では複数エリアでロックダウン(都市封鎖)が実施され、国内旅行も厳しく制限されているという。
ゴールドマンによると、今回の党大会では、特に党指導部の人事に重点が置かれている。このため、来年上半期に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、「ゼロコロナ」政策の見直しが進められる可能性が高いという。
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