ニュース 2022/12/06 12:15
中国:「マイクラ」コピーで著作権裁判、9.8億円賠償命令
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】広東省高級人民法院(高等裁判所に相当)はこのほど、人気ゲームの著作権侵害などをめぐって中国企業3社(原告2社)の間で争われていた裁判で、被告企業に5000万人民元(約9億8000万円)の賠償を命じる判決を下した。賠償額は国内のゲーム著作権侵害紛争における過去最高額となる。羊城晩報が1日付で伝えた。
賠償を命じられたのは深セン迷ニー玩公司。同社がリリースした「迷ニー世界」が著作権を侵害していると判断された。原告の2社は、網易(ネットイース:9999/HK)傘下の広州網易と上海網之易だ。「ビデオゲームの殿堂入り」を果たすなど、世界的な人気ゲーム「マインクラフト(中国名:我的世界)」の中国での独占運営権を原告2社は保有している。
原告側は「迷ニー世界」を構成する多くの要素が「マインクラフト」からコピーされたものと指摘。全体的なグラフィック画面も酷似しており、著作権侵害にあたると主張し、賠償を求めていた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
賠償を命じられたのは深セン迷ニー玩公司。同社がリリースした「迷ニー世界」が著作権を侵害していると判断された。原告の2社は、網易(ネットイース:9999/HK)傘下の広州網易と上海網之易だ。「ビデオゲームの殿堂入り」を果たすなど、世界的な人気ゲーム「マインクラフト(中国名:我的世界)」の中国での独占運営権を原告2社は保有している。
原告側は「迷ニー世界」を構成する多くの要素が「マインクラフト」からコピーされたものと指摘。全体的なグラフィック画面も酷似しており、著作権侵害にあたると主張し、賠償を求めていた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。