ニュース 2022/09/13 18:00
中国自主ブランド「産ロボ」急成長、国内販売比率32%に拡大
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国民族系メーカーのロボット販売に弾みがついている。2021年の産業用ロボット販売台数は、中国全体で前年比50.1%増の27万1000台に拡大した。伸びは前年比で30.1ポイントも加速している。中国機械工業聯合会機器人分会(中国機器人産業聯盟)と国際ロボット連盟(IFR)などが報告した内容として、経済日報が13日付で伝えた。
うち海外ブランドは49.7%増の18万4000台、中国自主ブランドは50.8%増の8万7000台を数えている。それぞれ前年比で伸びが26ポイント、38ポイントずつ加速した。
産業用ロボット全体に占める中国自主ブランド比率は、32%にまで高まっている。中国自主ブランドの産業用ロボットは、電気・電子設備製造、自動車製造、金属加工の各分野で普及が進展した。半面、食品製造、プラスチック・化学工業品製造ではシェアが低下している。
一方、21年のサービスロボット生産量は、前年比48.9%増の921万4000台に上った。特殊ロボットの分野では、宇宙作業ロボット、深海作業ロボット、手術支援ロボットの技術でブレイクスルーを達成したという。
中国のサービスロボット企業総数は、8月末時点で43万9000社を超えた。うち今年1〜8月に7万9000社が新たに立ち上げられたという。
中国ロボット産業全体の売上高は、21年に1300億人民元(約2兆6800億円)超にまで膨らんだ。産業用ロボットの生産数量は、15年比で10倍以上の36万6000台に上る。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
うち海外ブランドは49.7%増の18万4000台、中国自主ブランドは50.8%増の8万7000台を数えている。それぞれ前年比で伸びが26ポイント、38ポイントずつ加速した。
産業用ロボット全体に占める中国自主ブランド比率は、32%にまで高まっている。中国自主ブランドの産業用ロボットは、電気・電子設備製造、自動車製造、金属加工の各分野で普及が進展した。半面、食品製造、プラスチック・化学工業品製造ではシェアが低下している。
一方、21年のサービスロボット生産量は、前年比48.9%増の921万4000台に上った。特殊ロボットの分野では、宇宙作業ロボット、深海作業ロボット、手術支援ロボットの技術でブレイクスルーを達成したという。
中国のサービスロボット企業総数は、8月末時点で43万9000社を超えた。うち今年1〜8月に7万9000社が新たに立ち上げられたという。
中国ロボット産業全体の売上高は、21年に1300億人民元(約2兆6800億円)超にまで膨らんだ。産業用ロボットの生産数量は、15年比で10倍以上の36万6000台に上る。
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