ニュース 2022/12/08 15:41
中国:全国機動車保有4.15億台、ドライバー数5億人超え
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国公安部の最新統計(8日発表)によれば、2022年11月末時点の全国機動車(原動機付車両、二輪車も含む)保有台数は4億1500万台に膨らんだ。うち自動車が3億1800万台で全体の76.6%を占めている。全国の機動車ドライバー数は11月末時点で5億人を突破。うち自動車ドライバーが4億6300万人で、いずれも世界トップだ。国営メディアが9日付で報じた。
過去10年間で中国は自動車社会に突入した。自動車は多くの世帯に普及し、一般家庭の消費財、必需品となり、運転技術は職業技術から生活基本技術となっている。
自動車保有数は近年、年間平均2000万台を超過。人口1000人当たりの自動車保有台数は225台、100世帯当たりの平均保有台数は60台に達した。また2014年以降、ドライバー数は年間平均2500万人のペースで増加し、急成長を続けている。足元でドライバー数に占める成人の割合は50%に迫る勢い。成人2人に1人が運転免許を所持している状況だ。運転歴3年以内のドライバーは1億300万人で全体の20.6%を占める。25歳以下のドライバーは5448万人(全体の10.9%)。大学生が主な運転免許取得層となっている。
機動車とドライバーの増加傾向は東部から中部・西部、都市部から農村部へと徐々にシフトしている。過去10年間のドライバー増加率は東部が9.7%、中部が10.3%、西部が11.9%で推移した。機動車ドライバーが100万人を超える都市は全国で181カ所となり、全体の54%を占める。うち500万人を超える都市が12カ所だった。農村地域における機動車ドライバーの年平均増加数は1300万人を超過。機動車保有台数は2億8900万台、うち自動車が1億4000台となり、それぞれ全国の50.2%、44.1%を占める。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
過去10年間で中国は自動車社会に突入した。自動車は多くの世帯に普及し、一般家庭の消費財、必需品となり、運転技術は職業技術から生活基本技術となっている。
自動車保有数は近年、年間平均2000万台を超過。人口1000人当たりの自動車保有台数は225台、100世帯当たりの平均保有台数は60台に達した。また2014年以降、ドライバー数は年間平均2500万人のペースで増加し、急成長を続けている。足元でドライバー数に占める成人の割合は50%に迫る勢い。成人2人に1人が運転免許を所持している状況だ。運転歴3年以内のドライバーは1億300万人で全体の20.6%を占める。25歳以下のドライバーは5448万人(全体の10.9%)。大学生が主な運転免許取得層となっている。
機動車とドライバーの増加傾向は東部から中部・西部、都市部から農村部へと徐々にシフトしている。過去10年間のドライバー増加率は東部が9.7%、中部が10.3%、西部が11.9%で推移した。機動車ドライバーが100万人を超える都市は全国で181カ所となり、全体の54%を占める。うち500万人を超える都市が12カ所だった。農村地域における機動車ドライバーの年平均増加数は1300万人を超過。機動車保有台数は2億8900万台、うち自動車が1億4000台となり、それぞれ全国の50.2%、44.1%を占める。
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