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  ニュース     2020/07/31 18:59

台湾の李元総統が逝去、中国メディア「中台悪化の元凶」と断罪 無料記事

 台湾の李登輝・元総統が7月30日午後8時20分ごろ、台北市内の北栄民総医院で多臓器不全のため死去したことか分かった。97歳だった。「台湾民主化の父」と称される李氏は、1988年に台湾出身者で初の総統に就任。その後一貫して、台湾の民主化を推進し、1996年には初の直接投票を通じた総統選挙に勝利して初代総統に選出された。
 李氏は1923年に日本の統治下だった台湾の台北県三芝郷で誕生。日本統治時代には、「岩里政男」という日本名を名乗っていた。流ちょうな日本語を話し、戦前は京都帝国大学農学部農業経済学科に在籍。1970年10月に国民党に入党して政界入りした。第3代総統の蒋経国氏の信頼を得て、台北市長、台湾省委員長、副総統などを歴任した。
 日本や米国、西側諸国の政界や経済界などから、李氏の功績を称え、追悼の声が数多く寄せられている。一方、中国共産党系メディアの「環球時報」は7月31日付で、李氏の病死を報道するとともに「在任中に『台湾独立』を公然と主張し、『二国論』を唱えて両岸関係を悪化させた」と指摘した。また「国益を裏切る者に良い結末がないことは歴史が証明しており、いずれ歴史の恥の柱に釘付けにされるだろう」という国務院台湾事務局の報道官のコメントを紹介している。


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