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  ニュース     2020/06/24 18:59

中国:重慶各地で深刻な水害、当局は情報統制か 無料記事

 重慶市を流れるキ江や江津、南川などの河川の流域で22日、連日の大雨による深刻な洪水が発生した。インターネット上では、橋の崩落や鉄道の寸断、民家の崩落などの映像が多数投稿されている。ただ、当局は「無責任な情報流布を禁止する」として厳しい情報統制を行っているもようだ。複数メディアが伝えた。
 重慶市水分監測総部は22日午前、キ江周辺の地域に対して洪水警報で最高レベルの「赤色」警報を発令した。キ江の洪水は1940年以降で最大規模とみられている。ある市民は海外メディアの取材に対し、「連日の大雨で都市も農村も水の中だ。ネットに映像をアップしても政府が隠してしまう」と語った。
 また、重慶のほか長江流域各地で発生している洪水に関し、「1000年に一度の洪水も防げる」との触れ込みの三峡ダムの能力に疑問視の声が上がっている。ドイツ在住の中国人専門家、王維洛氏は海外メディアの取材に対し、「三峡ダムは発電用で、洪水防止能力はない」と説明。現在のように上流と下流で同時に大雨が降ると、洪水を防ぐ能力がないことが露見してしまうと指摘した。さらに「三峡ダムが決壊すれば、河口の上海まで甚大な被害を受ける。長江中流、下流の住民は避難ルートを考えておくべき」と述べている。


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