ニュース 2024/05/22 10:25
中国:「港珠澳大橋」珠海道路口岸の旅客数、年初来で1000万人超え
経済・統計
珠海(広東省)、香港、マカオを結ぶ海上橋「港珠澳大橋」について、珠海道路口岸(出入境検査場)を介した出入境者数(旅客数)が21日午前9時40分(現地時間)までに、年初来で1000万人を超過した。前年同期比で127.7%増と急拡大している。前年と比較し、4カ月前倒しで1000万人の大台を達成した形だ。また同口岸の開設以来で最速の1000万人到達となる。中国政府系メディアが21日付で報じた。
「澳車北上」「港車北上」政策(乙類乙管)が施行されて以来、香港・マカオ住民の車両による「港珠澳大橋」珠海道路口岸を介した出入境が活発化。旅客数の伸びを後押ししている。自動車による迅速な移動とスムーズで効率的な通関環境を通じて、週末や祝日を利用して外出する「週末熱」「祝日熱」ブームが出現。年初以来、旅客数と出入境車両台数は単日の過去最多をすでに4回更新した。それぞれ最高14万4000人、1万9500台に達している。
乙類乙管は広東省の制度で、香港・マカオナンバーの自家用車が港珠澳大橋珠海道路口岸を経由して広東省に出入境することを許可・予約するもの。短期ビジネス、家族訪問、観光などを目的に同制度を利用することができる。うち「港車北上」は香港返還26周年に当たる2023年7月1日付で導入されている(澳車北上は22年12月20日に正式施行)。港珠澳大橋の利用と粤港澳大湾区(広東・香港・マカオベイエリア)の発展を促進するものと期待されている。
珠海(広東省)、香港、マカオを結ぶ港珠澳大橋は片道3車線(合計6車線)の自動車専用道路で全長4万9968メートル。09年12月に着工し、18年10月に開通した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
「澳車北上」「港車北上」政策(乙類乙管)が施行されて以来、香港・マカオ住民の車両による「港珠澳大橋」珠海道路口岸を介した出入境が活発化。旅客数の伸びを後押ししている。自動車による迅速な移動とスムーズで効率的な通関環境を通じて、週末や祝日を利用して外出する「週末熱」「祝日熱」ブームが出現。年初以来、旅客数と出入境車両台数は単日の過去最多をすでに4回更新した。それぞれ最高14万4000人、1万9500台に達している。
乙類乙管は広東省の制度で、香港・マカオナンバーの自家用車が港珠澳大橋珠海道路口岸を経由して広東省に出入境することを許可・予約するもの。短期ビジネス、家族訪問、観光などを目的に同制度を利用することができる。うち「港車北上」は香港返還26周年に当たる2023年7月1日付で導入されている(澳車北上は22年12月20日に正式施行)。港珠澳大橋の利用と粤港澳大湾区(広東・香港・マカオベイエリア)の発展を促進するものと期待されている。
珠海(広東省)、香港、マカオを結ぶ港珠澳大橋は片道3車線(合計6車線)の自動車専用道路で全長4万9968メートル。09年12月に着工し、18年10月に開通した。
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