【亜州ビジネス編集部】国際銀行間通信協会（SWIFT）がこのほど発表した最新リポートによると、国際決済通貨としての人民元の決済額シェアは今年1月に4.51％となり、前月の4.14％から0.37ポイント拡大した。2023年11月の4.61％に次ぐ、過去2番目の大きさとなっている。世界シェア4位を維持した。信報など複数メディアが伝えた。
　その他の順位も変わらない。米ドル、ユーロ、英ポンドが1～3位を維持した。シェアはそれぞれ46.64％（12月は47.54％）、23.02％（22.41％）、7.10％（6.92％）で推移している。5位の日本円は3.56％（3.83％）だった。
　中国の決済シェアは21年12月に日本円を上回り、約6年ぶりに4位に浮上。その後、22年2月にシェア5位に低下したが、23年11月に再び日本円を上回った。


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