【亜州ビジネス編集部】中国の小中学生の間で最近、「蘿蔔刀（ラディッシュナイフ）」と呼ばれるおもちゃ（玩具）のナイフが流行している。プラスチック製で丸みを帯びたジャックナイフの寸胴型レプリカといった感じだ。上下に軽く振ることで「刃」部分が飛び出したり、収納したりできる。北京日報が10日付で伝えた。
　低価格で販売されており、バタフライナイフ形など次々と新しいタイプが登場するため、子供たちは競い合うように購入している。朝陽区の小学3年生女子によれば、クラスメートのほぼ全員が1本はもっているという。玩具系インフルエンサーによって、遊び方を紹介する動画も多数アップされている。
　ラディッシュナイフを巡っては、「子供の暴力性を刺激する恐れがある」として、流行に懸念を示す教育関係者がいる一方で、「子供たちは飽きやすいので、さほど心配は要らない」とみる教師もいる。




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