ニュース 2023/10/17 13:17
華為が週間スマホ中国販売でトップ浮上、アップル上回る
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】最新フラッグシップスマートフォン「Mate 60 Pro」の好調を受け、通信機器メーカー大手の華為技術(ファーウェイ)が中国国内でのシェアを急回復させている。現地調査会社のBCIによると、ファーウェイの国内シェアは今年第40週(10月2~8日)に19.4%となり、米アップルの17.4%を抜いて首位に浮上した。ファーウェイのシェアは「Mate 60」シリーズ投入前の10%前後から急拡大している。財聯社など複数メディアが17日までに伝えた。
BCIのデータによると、ファーウェイの週間スマホ販売台数は第36週(9月4~10日)に上位3位圏内に入った後、わずか数週間でトップに浮上した形だ。同社の週間販売台数は第37~40週にそれぞれ前年同期比で91%、46%、83%、95%増加。第40週の販売台数は100万台を超え、上位メーカーで唯一大台乗せを達成している。
中国ブローカーの中信建投証券は、今後も出荷能力の拡大に伴い、ファーウェイの販売台数が増加していくと予想。「Mate 60」シリーズの好調により、ファーウェイの2024年販売台数が自社目標を上振れる可能性もあると指摘した。
これまでの報道によると、ファーウェイは24年のスマホ出荷6000万~7000万台を目指す方針。これは22年出荷数の2倍に相当する規模となる。
一方のアップルは、最新モデル「iPhone15」シリーズの中国販売で苦戦しているようだ。調査会社のカウンターポイント・リサーチによると、発売から17日間の同シリーズ販売台数は、「iPhone 14」シリーズと比較して4.5%減少した。ジェフリーズのアナリストも、ファーウェイの好調により、「iPhone15」シリーズの販売台数は前シリーズとの比較で2ケタ減少すると予想している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
BCIのデータによると、ファーウェイの週間スマホ販売台数は第36週(9月4~10日)に上位3位圏内に入った後、わずか数週間でトップに浮上した形だ。同社の週間販売台数は第37~40週にそれぞれ前年同期比で91%、46%、83%、95%増加。第40週の販売台数は100万台を超え、上位メーカーで唯一大台乗せを達成している。
中国ブローカーの中信建投証券は、今後も出荷能力の拡大に伴い、ファーウェイの販売台数が増加していくと予想。「Mate 60」シリーズの好調により、ファーウェイの2024年販売台数が自社目標を上振れる可能性もあると指摘した。
これまでの報道によると、ファーウェイは24年のスマホ出荷6000万~7000万台を目指す方針。これは22年出荷数の2倍に相当する規模となる。
一方のアップルは、最新モデル「iPhone15」シリーズの中国販売で苦戦しているようだ。調査会社のカウンターポイント・リサーチによると、発売から17日間の同シリーズ販売台数は、「iPhone 14」シリーズと比較して4.5%減少した。ジェフリーズのアナリストも、ファーウェイの好調により、「iPhone15」シリーズの販売台数は前シリーズとの比較で2ケタ減少すると予想している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。