「ChatGPT」の登場により、中国でも生成AIツールの使用が拡大している。同国の大学など高等教育機関の学生を対象にした「生成AIツールの使用状況」に関するアンケート調査で、学生の84.88％が「生成AIを使ったことがある」と回答した。このうち「常に使っている」が全体の16.30％を占めている。ほか「たまに使う」が57.49％、「基本的には使わない」が19.43％だった。同調査は中国青年報などが実施したもので、合計7055件の有効なアンケートを得た。同紙が17日付で伝えた。
　生成AIツールを使用する理由については、「資料調べ」が61.30％、「翻訳」が58.31％、「作文」が45.75％、「計算」が28.21％、「表作成」が17.49％、「画像作成・修正」が26.36％など。
　また、生成AIツールに対する満足度では、「非常に役に立つ」と答えた人は18.26％、「一定程度、作業や学習の効率を上げることができる」とした人は63.25％、「娯楽にはよいが、作業や学習の手伝いにはあまりならない」とした人が15.76％だった。　
　


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