ニュース 2023/11/01 15:16
新疆で中国22カ所目のFTZ成立、西北国境エリア初
政策・政治
中国の新疆ウイグル自治区で1日、国内22カ所目となる自由貿易試験区(FTZ)が成立した。西北国境エリアに位置する初のFTZとなる。中国政府系メディアが同日伝えた。
FTZの設立を通じ、新疆に国内外からの投資を呼び込む狙い。アジア、欧州へとつながる新疆の地理的優位性を生かし、エネルギー、鉱産資源、農業関連など競争力のある地元産業を育成する考えだ。
中国政府の発表によると、新疆FTZの総面積は179.66平方キロメートル(km)で、3つのエリア(片区)から成る。うちウルムチ片区は134.6平方km、カシュガル片区は28.48平方km、コルガス片区は16.58平方kmという構成だ。現地メディアによると、既存のFTZは一般に120平方km以内のものが多く、新疆FTZはこれを上回る規模となる。
中国では2013年10月に全国初のFTZが上海で発足。これまでに上海をはじめ、江蘇、浙江、安徽、福建、山東、北京、天津、河北などでFTZが設立されている。23年は中国(上海)自貿区の設立10周年を迎えた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
FTZの設立を通じ、新疆に国内外からの投資を呼び込む狙い。アジア、欧州へとつながる新疆の地理的優位性を生かし、エネルギー、鉱産資源、農業関連など競争力のある地元産業を育成する考えだ。
中国政府の発表によると、新疆FTZの総面積は179.66平方キロメートル(km)で、3つのエリア(片区)から成る。うちウルムチ片区は134.6平方km、カシュガル片区は28.48平方km、コルガス片区は16.58平方kmという構成だ。現地メディアによると、既存のFTZは一般に120平方km以内のものが多く、新疆FTZはこれを上回る規模となる。
中国では2013年10月に全国初のFTZが上海で発足。これまでに上海をはじめ、江蘇、浙江、安徽、福建、山東、北京、天津、河北などでFTZが設立されている。23年は中国(上海)自貿区の設立10周年を迎えた。
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