中国で30～31日、5年に1度の「全国金融工作会議」が開催されるもようだ。ブルームバーグ通信が30日、消息筋情報として伝えたもの。不動産業界が直面する危機や地方政府の債務問題などのリスクを防ぎ、中期的な優先課題を決めることが主要議題となる。
　同会議は1997年以降、原則5年に1度のペースで開催されている。前回は2017年に開かれた。
　なお、習近平・国家主席は先週24日、中国人民銀行（中央銀行）を訪問している。外電によると、習主席が人民銀を訪問するのは10年前の就任以来で初めて。景気や金融市場を支援するスタンスをアピールしたものとみられている。


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