【亜州ビジネス編集部】中国半導体設備業界大手10社の2023年第3四半期売上高は、前年同期比36％増、前期比23％増の109億人民元（約2190億円）で、順調な成長が続いている。7社が前年同期比2桁増収を達成した。市場調査会社の上海群輝華商光電科技（CINNO Research）がこのほど発表した。

　上位10社のランキングでは、北方華創科技集団（ナウラ・テクノロジー・グループ：002371/SZ）、中微半導体設備（上海）（AMEC：688012/SH）、盛美半導体設備（上海）（ACMリサーチ・シャンハイ：688082/SH）の上位3位に変動はなかった。ナウラの同期売上高は前年同期比50.5％増の53億6000万人民元で、引き続き圧倒的首位を維持している。

　4位は拓荊科技（ピオテック：688072/SH）が49.2％増の7億人民元で、上半期の5位から順位を上げた。

　5位から7位は、◆華海清科（ホワチン・テクノロジー：688120/SH）、◆芯原微電子（ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス：688521/SH）、◆杭州長川科技（CCTECH：300604/SZ）──の順だった。

　8位の深セン中科飛測科技（スカイバース・テクノロジー：688361/SH）は62.4％増の2億2000万人民元で、初めて上位10社にランクインした。ウエハー欠陥検出装置などを生産している。


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