【亜州ビジネス編集部】パソコン大手の米デル・テクノロジーズ（DELL/NYSE）が「同社のサプライチェーンが中国を撤退する」「同社が中国から完全撤退する」などの市場のうわさを全面的に否定した。集微網が27日報じた。

　同社グローバルシニア副総裁の呉冬梅氏が24日北京で行われた中国進出25周年の記念式典で「全くのうわさにすぎない」と全面否定した。呉氏はその上で「中国はデルにとって重要な海外市場で、今後も中国で発展を続けていく」と強調した。

　デルは中国でアモイ（福建省）、成都（四川省）、昆山（江蘇省）に生産拠点を設けている。うちアモイと成都は自社工場。アモイでは2023年時点で最大の製造企業だ。


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