【亜州ビジネス編集部】湖北省武漢市が新たな自動車消費促進活動を導入する。武漢市商務局は12日、総額1000万人民元（約2億200万円）の自動購入補助券を発行すると発表した。自動車製品を含む大規模な消費の潜在力を引き出す狙いがある。21世紀経済報道が伝えた。
　自動車製品の展示イベントも開催し、購買意欲を喚起する。この日から2024年2月まで実施すると通知した。燃油車または新エネルギー自動車（NEV）の購入後に新ナンバープレート装着した際、2000～8000人民元を補助する。
　武漢商業総会などの組織は23年に入り、旧式車両のNEV更新、農村部の自動車展示会、秋季の販売促進イベントを通じ、自動車消費を促してきた。消費券の発行総額は3000万人民元近くに上る。
　今年1～10月の新車販売は、武漢市全体で前年同期比10.8％増の34万台に達した。うちNEVは11万7000台に拡大している。前年同期比で55.3％も増加した。


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