【亜州ビジネス編集部】中国民族系ブランドの自動車製品が世界を席巻している。ロシアの販売市場では、中国民族系ブランドのシェアが5割に接近してきた。直近1年で急上昇している。参考消息網が6日、外電情報として伝えた。
　現地のカーディーラー協会によると、ロシア市場に参入した中国車メーカーは、10月時点で合計20社を超えている。販売に弾みがつくなか、来年にはさらに増える見通しという。
　ロシアの自動車調査会社は、国内新車販売マーケットで中国ブランドのシェアは、昨年の17％から足元で46％にまで拡大したと報告した。ロシアブランドも25→33％に上昇している。半面、日本勢や欧州勢は苦戦が目立った。韓国ブランドは25→8％、欧州ブランドは20→5％、日本ブランドは12→6％にまで低下している。米国ブランドは1％前後を徘徊したという。


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