ニュース 2023/12/04 13:51
中国LCD大手4社、24年1Q稼働率6割以下へ
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】京東方科技集団(BOEテクノロジー・グループ:200725/SZ)、TCL華星光電技術有限公司(CSOT)、恵科股フン有限公司(HKC)、咸陽彩虹光電科技有限公司(CHOT)の中国液晶パネル(LCD)大手4社が最近、2割またはそれ以上の追加減産を顧客に通知した。これにより、4社の2024年第1四半期の生産ライン稼働率は6割以下に低下する見通しだ。台湾・経済日報が4日報じた。
BOE、CSOT、HKCは中国業界の大手3社。CHOTは5位に付けている。中国はLCD世界市場でシェアが7割を超え、価格に絶対的な支配力を持つ。各社は供給を大幅に絞ることによって、オファー価格を利益水準に引き上げることを狙う。
英市場調査会社オムディアの謝勤益(デビッド・シェー)ディスプレイ部門シニアディレクターは、LCDメーカーは以前、製品価格が利益を割る水準に下落してから減産に取り組んだが、今回は下落の初期時点で着手したと指摘。これによって価格が下支えされると予測している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
BOE、CSOT、HKCは中国業界の大手3社。CHOTは5位に付けている。中国はLCD世界市場でシェアが7割を超え、価格に絶対的な支配力を持つ。各社は供給を大幅に絞ることによって、オファー価格を利益水準に引き上げることを狙う。
英市場調査会社オムディアの謝勤益(デビッド・シェー)ディスプレイ部門シニアディレクターは、LCDメーカーは以前、製品価格が利益を割る水準に下落してから減産に取り組んだが、今回は下落の初期時点で着手したと指摘。これによって価格が下支えされると予測している。
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