【亜州ビジネス編集部】中秋節・国慶節連休（9月29日～10月6日）を迎えた中国で、映画市場が活況を呈している。映画情報プラットフォームの「灯塔専業版」によると、3日午後12時32分までの時点で、連休初日からの興行収入は17億人民元（約350億円）を突破した。2022年国慶節連休（7日間）の記録（14億9600万人民元）を早くも上回っている。観客動員数は延べ4300万人に達した。上海証券報が3日伝えた。
　報道によると、興行成績トップ3はいずれも国産映画。首位は張芸謀（チャン・イーモウ）監督のクライムサスペンス映画「堅如盤石（Under the Light）」で、興行収入は5億5800万人民元に達している。
　今年の中秋節・国慶節連休は合計で12作品の新作映画が封切りされた。これは直近5年で最多。前出の「堅如盤石」のほか、陳凱歌（チェン・カイコー）監督の新作「志愿軍：雄兵出撃」も公開され、2大巨匠の対決が注目されている。なお、「志愿軍：雄兵出撃」の興行収入は現時点で第3位の3億1500万人民元。


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