中国音像数字出版協会・遊戯出版工作委員会（GPC）が26日発表したデータによると、今年1月の国内ゲーム売上高は前年同月比1.22％増の243億4600万人民元（約5090億円）だった。プラス成長を維持したものの、増加率は2023年通期の13.95％から大幅に縮小している。前月比では2.10％減少した。IT之家など複数メディアが同日付で伝えた。
　うちモバイルゲームは前年同月比0.39％増の176億8700万人民元とほぼ前年並み。前月比では4.17％減少した。ほかクライアントゲーム（PCゲーム）は前年同月比0.89％減、前月比1.95％増の56億人民元で推移している。
　また、中国自主開発ゲームの国内市場における売上高は前年同月比1.10％減の200億2200万人民元に下向いた。前月比でも4.20％減少。海外市場における売上高は前年同月比4.13％減、前月比3.24％減の13億200万米ドル（約1960億円）に縮小している。
　一方、eスポーツ市場の国内売上高は前年同月比6.29％増の122億5400万人民元。前月比でも11.47％増加した。
　中国のゲーム売上高は23年に前年比13.95％増の3029億6400万人民元に拡大し、3000億人民元の大台乗せを初めて達成した。ここ数年で初めてマイナス成長に転じた前年（10.3％減）からプラス成長を回復している。


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