ニュース 2024/04/23 09:52
テンセントが注目ゲーム5月21日に配信開始、収入押し上げに期待
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】オンラインゲームの制作・運用を行うネクソン(3659/東証)は22日、待望の期待作「アラド戦記モバイル」を中国で5月21日に配信開始すると発表した。同タイトルは、ネクソンの自社IPをベースに開発され、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が中国でのパブリッシングを行う。原作の「アラド戦記」は、世界累計登録者数8億5000万人超、累計総売上高220億米ドル(約3兆4050億円)を超える規模を誇る世界最大のゲームタイトルの一つ。この大人気作をベースとした「アラド戦記モバイル」を中国の巨大なモバイルゲーム市場で配信する形だ。
この発表を受け、22日の香港マーケットではテンセントの株価が一時、前営業日比6.2%高と急伸。終値は5.5%高の320.40香港ドルだった。ジェフリーズは最新リポートで、「アラド戦記モバイル」の年間課金収入が約60億人民元(約1280億円)に達すると予想。同タイトルのけん引により、テンセントのゲーム売上高が第2四半期(4~6月)に大きく改善すると予測している。
JPモルガン・チェースも「アラド戦記モバイル」の年間課金収入が60億~70億人民元に達するとの見方だ。ほかHSBCは、24年に58億人民元、25年に110億人民元の売り上げをもたらすと試算している。
なお、「アラド戦記モバイル」の中国語名称は「地下城与勇士:起源」。ネクソンのオリジナル名称は「Dungeon & Fighter mobile」で、「DNFモバイル」とも略される。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
この発表を受け、22日の香港マーケットではテンセントの株価が一時、前営業日比6.2%高と急伸。終値は5.5%高の320.40香港ドルだった。ジェフリーズは最新リポートで、「アラド戦記モバイル」の年間課金収入が約60億人民元(約1280億円)に達すると予想。同タイトルのけん引により、テンセントのゲーム売上高が第2四半期(4~6月)に大きく改善すると予測している。
JPモルガン・チェースも「アラド戦記モバイル」の年間課金収入が60億~70億人民元に達するとの見方だ。ほかHSBCは、24年に58億人民元、25年に110億人民元の売り上げをもたらすと試算している。
なお、「アラド戦記モバイル」の中国語名称は「地下城与勇士:起源」。ネクソンのオリジナル名称は「Dungeon & Fighter mobile」で、「DNFモバイル」とも略される。
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