【亜州ビジネス編集部】中国のインターネット検索最大手、百度集団（バイドゥ：9888/HK）は8月31日、独自開発した対話型AIサービス「文心一言（ERNIE Bot）」を一般向けに全面開放した。公式ウェブサイト（https：//yiyan.baidu.com/welcome）、または専用アプリでの利用が可能だ。毎日経済新聞など複数メディアが伝えた。

　創業者で董事長の李彦宏氏は、文心一言を数億人のインターネットユーザーに提供することで、現実世界からの大量のフィードバックを得ることが可能になると指摘。これによって、文心一言のユーザーエクスペリエンスが一段と改善していくと説明した。

　ロイター通信によると、百度は30日付で、中国当局から対話型AIサービスの一般提供に関する認可を取得。こうした認可が下りるのは百度が初めてという。


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