【亜州ビジネス編集部】新エネルギー乗用車（乗用NEV）メーカーの卸売台数は、今年7月に中国全体で75万台に達した。前月比で1％減少したものの、前年同期比で34％伸びている。全国乗用車市場信息聯席会（乗聯会）が3日に報告した。

　1〜7月の年初来累計では、42％増の430万台に達している。新商品の相次ぐ発売、政策的な消費刺激策を受けて、高い伸びが持続した。ただ、販売が拡大した昨年の反動で7月は伸びが鈍化している。

　2023年通年の乗用NEV卸売台数については、全国で850万台に上るとの見方を示した。新車販売に占める乗用NEVの比率は36％にまで高まるとみている。狭義の乗用車（マイクロバスを除く）販売は2350万台を数えると予想した。


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