【亜州ビジネス編集部】不動産デベロッパー大手の碧桂園HD（カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK）の米ドル建て社債がデフォルト（債務不履行）となったもようだ。ロイター通信（18日付）によると、17日に利払いの猶予期限を迎えたが、同社からの支払いはなかったと匿名の債券保有者が明らかにしている。
　これまでの報道によると、今回の利払い規模は約1500万米ドル（約22億円）。支払いを実施できなければ、オフショア債全体がデフォルトと見なされ、その他債券についてもクロスデフォルトの引き金になると報じられていた。
　碧桂園は先週10日、期限到来後もオフショア債務の支払いが完了していないことを表明。30日間の猶予期限内に支払い義務を履行できない可能性があるとしていた。


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