【亜州ビジネス編集部】北京知識産権法院（北京知的財産権裁判所）はこのほど、今年1～11月に同法院が受理した知的財産権に関する訴訟案件が2万4324件となり、前年同期（2万6161件）に比べて7％減少したことを明らかにした。年間でも減少が見込まれ、同法院設立以来で初めての前年比減となる見通しだ。21世紀経済報道が19日付で伝えた。

　1～11月に受理した知的財産権に関する訴訟案件のうち、民事訴訟が5449件、行政訴訟が1万8875件だった。

　受理件数が減少した要因について、同法院は「訴訟案件に対し、多様な解決策を推進してきた」と指摘。さらに「訴訟サービスの利便性を高めるために、オンライン訴訟の提供に力を入れた」と説明した。現在、一審の81.36％がオンラインで行われ、平均審理期間は1～3営業日となっている。


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