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  ニュース     2024/03/18 16:58

中国:「短編動画見過ぎ」と7割認識、毎日3時間以上は1割 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国青年報社・社会調査センターがこのほど、問巻網(wenjuan.com)を通じて1557人を対象に実施した調査によると、「インターネット配信の短編動画を見過ぎている」と感じている人の割合が69.4%と7割に迫ることが分かった。なかでも「微短劇」と呼ばれる3分間程度のショートドラマや「小品」などのお笑い・コントのコンテンツが好まれており、1日の視聴時間が1時間を超える人の割合は全体の58.8%を占めた。中国青年報が14日付で伝えた。

 1日当たりの視聴時間は「1時間以内」が31.2%。「1時間以上」という人のうち、11.3%は「3時間以上」と答えた。

 「見過ぎている」と答えた人のうち16.6%は「非常に深刻な状態」と感じている。また若年層ほど、「非常に深刻な状態」と回答する人が多かった。

 中国ではここ数年、「微短劇」市場が急拡大している。2023年の同市場規模は373億9000万人民元(約7680億円)に積み上がった。調査会社の艾媒諮詢によれば、27年の市場規模は1000億人民元の大台に乗せる見通しだ。「微短劇」はシンプルな内容のメロドラマやサクセスストーリーなどが多く、見始めるとくせになる若者が続出。知らず知らずのうちに1晩で80人民元も課金してしまう人も少なくないという。


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