【亜州ビジネス編集部】小米集団（シャオミ・コーポレーション：1810/HK）は準備を進める電気自動車（EV）事業を巡り、複数の自動車メーカーと生産面での協業に向けた交渉を進めているもようだ。小米は現在、EV生産に関する中国当局の認可を待っている段階。その一方で、他社との協業も模索しているという。ブルームバーグ通信が12日、消息筋情報として伝えた。
　報道によると、小米が交渉を進めているのは、華晨中国汽車HD（ブリリアンス・チャイナ：1114/HK）や奇瑞汽車など。これ以前には、北京汽車（BAICモーター：1958/HK）と協議を行っているとの情報も伝わっていた。
　小米は2021年3月末、EV事業への参入を正式に発表。初期投資額は100億人民元（約2040億円）に設定し、今後10年間で100億米ドルを追加投資する戦略を立てた。24年上半期のファーストモデル投入を目指す方針。その後3年間にわたり、毎年1モデルのペースで新車を投入する計画で、この3年間で販売台数90万台の達成を目指す。


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