中国の交通運輸部は4月29日、メーデー連休（5月1～5日）期間中の地域をまたぐ人の移動が1日当たり平均2億7000万人超に上るとの見通しを示した。前年同期や新型コロナウイルス流行前の19年同期の水準を上回る見込み。うち8割以上が自動車で移動するとみている。中国政府系メディアが同日付で伝えた。

　高速道路については、1日当たりの車両通行量を約6350万台と見込んでいる。平日の約1.8倍に相当する規模だ。ピーク時には6700万台に達すると予測した。

　また、鉄道や有料道路、航空、水運など有料の交通機関を利用する人は1日当たり平均で5700万人となる見通し。前年同期の水準を超え、19年同期の9割を回復するとみている。


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