ニュース 2023/10/16 16:36
中国:24時間稼働のAIセールス、消費者の不満高まる
経済・統計
人工知能(AI)を組み込んだコンピューターがカスタマーサービス業務(電話セールスを含む)を行う『AIセールス』に対し、消費者の不満が高まっている。企業の中には年間にAIセールス電話を40億回以上発信させている例も報告されている。北京日報が13日付で伝えた。
同電話が多い業種として挙げられているのが、リフォームや住宅販売、研修、フィットネスなどだ。AIセールスと人的セールスとの違いは「低コスト」「高効率」「24時間働ける」の3点。人が1日で200~300本しかかけられないのに対し、AIセールスなら5000本が可能となる。
一方で、同セールス電話を受ける側の消費者にとっては、24時間、ところかまわず電話がかかってくることは「迷惑」以外の何者でもない。ニーズがあろうとなかろうと、お構いなしにセールストークを続けてくるのも、AIセールスの特徴だ。
こうした状況にある専門家は「テクノロジーは、人々の生活を乱すのではなく、より良くするものでなければならない」と指摘。「AI顧客サービスが、真の家庭へのサービスを実現するためには、より体系化された制度と規制が不可欠だ」と強調した。
同電話が多い業種として挙げられているのが、リフォームや住宅販売、研修、フィットネスなどだ。AIセールスと人的セールスとの違いは「低コスト」「高効率」「24時間働ける」の3点。人が1日で200~300本しかかけられないのに対し、AIセールスなら5000本が可能となる。
一方で、同セールス電話を受ける側の消費者にとっては、24時間、ところかまわず電話がかかってくることは「迷惑」以外の何者でもない。ニーズがあろうとなかろうと、お構いなしにセールストークを続けてくるのも、AIセールスの特徴だ。
こうした状況にある専門家は「テクノロジーは、人々の生活を乱すのではなく、より良くするものでなければならない」と指摘。「AI顧客サービスが、真の家庭へのサービスを実現するためには、より体系化された制度と規制が不可欠だ」と強調した。