【亜州ビジネス編集部】10日に閉幕した「第6回中国国際輸入博覧会（CIIE）」では、成約意向額が過去最多を更新した。前回比6.7％増の784億1000万米ドル（約11兆8900億円）を記録している。中　国政府系メディアが13日までに伝えた。
　128カ国・地域の企業、合計3400社あまりを集め、5～10日に開催。世界大手500社のうち289社が参加した。完成車、電気機器、医療器械、鉱山機械、穀物メジャーなどが出展している。国家会展中心（上海）の会場では、400種を超える新製品、新技術、新サービスが紹介された。
　過去の成約意向額は、2018年の初回が578億3000万米ドル（約8兆6450億円）、19年の第2回が711億3000万米ドル、20年の第3回が726億2000万米ドル、21年の第4回が707億2000万米ドル、22年の第5回が735億2000万米ドルで推移した。
　CIIEは商務部、と上海市政府が主催。企業ビジネス展示会、虹橋国際経済フォーラム、国家総合展、専門付属活動、人的交流活動で構成された。


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