通信機器最大手の華為技術有限公司（ファーウェイ）が米国で行った業界初の「Wi-Fi7」性能テストで、13ギガビット毎秒（Gbps）、端末のピーク値が4.33GbpsとWi-Fiとしての歴代最高速度を更新した。集微網が8日報じた。
　テストを受託した米国の認証機関、トリー・グループによると、ファーウェイのAirEngine 8771-X1T Wi-Fi7 APの6ギガヘルツ（GHz）無線周波数は、Wi-Fi7端末に対し4.33Gbpsのスループットを提供し、過去にテストを実施したWi-Fiでは最速となった。AirEngine 8771-X1T Wi-Fi7 APも、最大13.25Gbpsのワイヤレス ネットワークスループットを供給し、過去最速のWi-Fi アクセスポイントだと説明した。
　ファーウェイは、AirEngine 8771-X1T Wi-Fi7 APは企業に革新的なネットワーク体験をもたらし、ビジネスの効率的なデジタル化に対する喫緊のニーズを満たすと指摘した。将来、メタバース、AR/VR教育、製造AOI、産業制御、遠隔医療、倉庫などの高密度、高帯域幅、低遅延の応用シーンにおいて、同社の次世代Wi-Fi7 APはよりスムーズで信頼性の高いネットワークを提供するとしている。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。