ニュース 2023/10/31 11:38
BYDがイスラエルで存在感、シェア3割で首位確保
産業・企業
中国の新エネルギー自動車(NEV)大手、比亜迪(BYD:1211/HK)がイスラエルでも存在感を増している。今年上半期には、現地NEV市場でのシェアが33.6%に達し、トップの座を確保した。市場シェアは前年同期の数倍に拡大している。香港メディアの星島日報が10月30日付で伝えた。
イスラエルには地場メーカーがないこともあり、コストパフォーマンスに優れた中国車の人気が高い。現地NEV市場では今年上半期に、BYDを含む中国ブランドの市場シェアが60%となり、2022年の50%から一段と拡大した。
現地政府がNEV普及を後押ししていることも、BYD好調の一因だ。報道によると、イスラエルではガソリン車の購入税率が83%に設定されているが、純電気自動車(BEV)の同税率は20%にとどまる。また、同国は2030年にガソリン車とディーゼル車の輸入を全面的に禁止する方針だ。
足元では、地政学リスクが中国メーカーの中東開拓計画に影響を及ぼすことが懸念されているものの、インパクトは短期的なものにとどまるとの見方も示されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
イスラエルには地場メーカーがないこともあり、コストパフォーマンスに優れた中国車の人気が高い。現地NEV市場では今年上半期に、BYDを含む中国ブランドの市場シェアが60%となり、2022年の50%から一段と拡大した。
現地政府がNEV普及を後押ししていることも、BYD好調の一因だ。報道によると、イスラエルではガソリン車の購入税率が83%に設定されているが、純電気自動車(BEV)の同税率は20%にとどまる。また、同国は2030年にガソリン車とディーゼル車の輸入を全面的に禁止する方針だ。
足元では、地政学リスクが中国メーカーの中東開拓計画に影響を及ぼすことが懸念されているものの、インパクトは短期的なものにとどまるとの見方も示されている。
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