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  ニュース     2024/04/15 14:11

中国:電源別の原子力発電量、35年時点で全体の10%水準へ 無料記事

 発電量全体に占める原子力発電の比率は、2035年に中国で10%まで高まる見通しだ。23年比で倍増し、足元の世界平均と同水準に到達するとみられている。中国核能行業協会(CNEA)の張廷克・副理事長(兼秘書長)が15日に語った内容として、上海証券報が伝えた。
 60年時点では18%まで拡大すると予想している。足元のOECE諸国平均に並ぶとの見方を示した。
 原発による23年通年の発電量は、中国全体で4333億7100万kWh(前年比↑3.98%)に達した。年間発電量の8兆9092億kWhに占める比率は4.86%に上っている。
 稼動中の原子炉は55基を数え、合わせた設備容量は5703万kWに拡大している。米国、フランスに次ぐ世界3位の水準だ。建設中、または着工許可取得済みの原発は合計38基を数える。これらの総容量は4480kWに上る規模だ。


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