「第135回中国輸出入商品交易会（2024年春季広州交易会）」が15日に正式開幕した。第1～3フェーズに分割し、春季広州交易会は5月5日まで広州琶洲国際会展センターで開催される。オンラインとオフラインの開催を通じ、合計2万9000社以上が今回出展を決めた。うち輸出企業は2万8600社、輸入企業は680社を数える。中国政府系メディアが伝えた。

　来場を事前予約した境外バイヤーの総数は、13日までに合計215カ国・地域の累計約14万4000人（増減未公表）に上る。重複計算で米国からは21.4％、OECD加盟国からが13.0％、中東諸国からは24.7％、「一帯一路」沿線諸国からは45.9％、RCEP加盟国からは15.5％ずつ増加した。大手企業や工業・商業団体が288社・組織単位来場する。

　4月15～19日のフェーズ1は、電子機器、情報製品、家電、照明器具、一般機械など、4月23～27日のフェーズ2は、陶磁器・日用陶磁器、ガラス製品、インテリア製品、キッチン用品・調理器具など、5月1～5日のフェーズ3は、織物・編物、繊維・生地、カーペット、毛皮・皮・革・ダウン製品、衣料品、ペット用品、バス用品、トイレタリー用品などが展示される。

　総面積は155万平方メートルに達し、55の展示エリアが設けられた。うち輸入品展示エリアは3万平方メートルに及び、家電や電子機器、工業品、部品、工具が持ち込まれる。

　中国輸出入商品交易会は1957年春に設立。世界最大のオフライン展示会として、毎年春と秋に広東省広州市で開催され、「中国の対外貿易バロメーター」、または「風向計」として認知されてきた。


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