【亜州ビジネス編集部】中国の電子商取引（Eコマース）最大手、阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）傘下のオンラインモール「淘宝網（タオバオ）」はこのほど、例年12月12日前後に実施していた通販セール「双12」を今年は実施しないと発表した。今年は12月に別のイベント「年終好価節（年末グッドプライスフェア）」を実施する方針。11月末から出店を募る予定だ。証券時報が24日伝えた。
　同じくアリババ系の「天猫（Tモール）」が行う11月の「双11（シングルデー）」に続く通販セールとして、「双12」は淘宝が2012年に開始した。ただ近年では、オンライン通販セールが増え、差別化が難しくなっている状況。こうした中で、淘宝は「双12」を取り止め、看板セールのテコ入れを行うものとみられている。


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