【亜州ビジネス編集部】中国の中秋節・国慶節連休（9月29日～10月6日）6日目となる10月4日、全国の交通旅客数（鉄道、道路、水路、航空）は概算値で前年同期比58.4％増の延べ5669万7000人に達した。中・短距離の旅客が大幅に増加し、Uターン（復路）の流れが徐々に強まっている状況だ。中国政府系メディアが同日付で報じた。

　このうち道路が前年同期比27.7％増の3578万7000人、水路が135.1％増の140万人、航空が196.7％増の221万人、鉄道が1730万人。鉄道については、中秋節・国慶節連休期間の鉄道特別輸送態勢（9月27日～10月8日）開始以来、全国旅客輸送数は、すでに累計1億1400万人と1億人の大台に乗せた。

　交通運輸部の事前予測によれば、同連休期間中の鉄道、道路、水路、航空を含む国内交通旅客数は延べ20億5000万人に上る見通しだ。1日当たりでは2億5700万人となり、前年同期比で58.8％増、新型コロナウイルス流行前の2019年同期比で11.5％増となる見込み。


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