ニュース 2023/08/23 16:48
中国:韓国コスメの人気下火に、実店舗やネット店の閉鎖増える
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国で2014年ごろから盛り上がった韓国コスメの人気に陰りが見え始めた。ここ数年で店舗を閉鎖するブランドが増えている。韓国コスメブームを代表するブランドの一つ「エチュード(ETUDE)」は
、21年までに中国本土で展開していた全ての実店舗を閉鎖。22年には中国インターネット通販サイト大手「天猫」上の旗艦ショップも閉鎖した。翌年には阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)傘下のECモール「天猫」で開設した旗艦ショップも撤退した。成都商報が21日付で伝えた。
「韓流」ドラマブームに乗って、中国では14年ごろから韓国コスメの人気が高まり、15年の韓国コスメ輸入量は前年比1623.88%増の49億8900万人民元(約1010億円)に膨らんだ。中国市場で韓国コスメの輸入シェアは世界2位に浮上している。
イニスフリー (innisfree)は14年から中国で年間100店舗を増やし、ピーク時の店舗数は800店を超えた。中国でインターネット通販が普及したこともあり、各社ともネット通販の売り上げも好調だった。
ただ、韓流が下火になった16年以降には韓国コスメの人気も下がり始めた。さらに、17〜18年かけて、アモーレパシフィック傘下のブランド、ラネージュ(LANEIGE)の製品に黄色ブドウ球菌や基準値を超える重金属が含まれていたと報じられたことも、中国人の韓国コスメ離れの要因となった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
、21年までに中国本土で展開していた全ての実店舗を閉鎖。22年には中国インターネット通販サイト大手「天猫」上の旗艦ショップも閉鎖した。翌年には阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)傘下のECモール「天猫」で開設した旗艦ショップも撤退した。成都商報が21日付で伝えた。
「韓流」ドラマブームに乗って、中国では14年ごろから韓国コスメの人気が高まり、15年の韓国コスメ輸入量は前年比1623.88%増の49億8900万人民元(約1010億円)に膨らんだ。中国市場で韓国コスメの輸入シェアは世界2位に浮上している。
イニスフリー (innisfree)は14年から中国で年間100店舗を増やし、ピーク時の店舗数は800店を超えた。中国でインターネット通販が普及したこともあり、各社ともネット通販の売り上げも好調だった。
ただ、韓流が下火になった16年以降には韓国コスメの人気も下がり始めた。さらに、17〜18年かけて、アモーレパシフィック傘下のブランド、ラネージュ(LANEIGE)の製品に黄色ブドウ球菌や基準値を超える重金属が含まれていたと報じられたことも、中国人の韓国コスメ離れの要因となった。
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