シンガポールの市場調査会社、カナリスによると、2023年第4四半期のウエアラブルデバイスの世界市場で、2位の小米集団（シャオミ・コーポレーション：1810/HK）と3位の華為技術有限公司（ファーウェイ）は、それぞれ前年同期比45％、31％の出荷増を記録した。首位のアップル（AAPL/NASDAQ）を含め順位に変動はなかった。集微網が4日報じた。

　同期の世界出荷は前年比3％減の4850万台。北米、西欧市場でのインフレと需要減退の影響を受けた。

　アップル、小米、ファーウェイのシェアは各21％、11％、9％。アップルは出荷数が25％減少し、中国大手とは対照的な結果となった。小米は多くのスマートウオッチとウエアラブルデバイスの新製品を、ファーウェイはスマートウオッチ「Watch GT4」を発売したことが高成長につながった。

　4位はグーグルでシェア7％。出荷台数は17％減少した。5位はインドのファイアボルト。インド市場で52％の高い伸びを記録したことで、世界シェア6％を獲得した。


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