ニュース 2023/12/07 13:23
中国:病原体7種同時流行、インフル検査試薬の購入14倍に
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】中国でインフルエンザ、新型コロナウイルス、肺炎マイコプラズマなど7種類の病原体が同時に流行している。検査試薬の需要が急増しており、うちA型インフルエンザ検査試薬の月間購入量は通常の14倍超に増加した。「病原体12種類の同時検出」のサービスを提供する企業も出現している。香港メディアの星島日報が伝えた。
中国のインターネット上では、数種類のウイルスに感染したとの投稿が相次いでいるという。国家衛生健康委員会は11月末、呼吸器疾患の多発は、インフルエンザや肺炎マイコプラズマなど多種類の病原体が同時流行しているためと指摘した。ネットショップでは11月から検査試薬の購入が急増。肺炎マイコプラズマ検査試薬の購入量も通常の12倍超に増加している。
台湾メディアの中央通信社によると、新型コロナウイルスの感染拡大時、中国で住民全員の使用が義務付けられたスマートフォン用アプリ「健康コード」の使用が再開されるとの情報が中国のネット上で拡散され、住民に不安が広がっているという。「健康コード」は2020年初め~22年末にかけて利用されたもので、PCR検査の結果と連動して緑や赤のコードが表示され、行動制限に使用された。コロナ対策が終了した後も、「健康コード」アプリは使用可能な状態で存続している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国のインターネット上では、数種類のウイルスに感染したとの投稿が相次いでいるという。国家衛生健康委員会は11月末、呼吸器疾患の多発は、インフルエンザや肺炎マイコプラズマなど多種類の病原体が同時流行しているためと指摘した。ネットショップでは11月から検査試薬の購入が急増。肺炎マイコプラズマ検査試薬の購入量も通常の12倍超に増加している。
台湾メディアの中央通信社によると、新型コロナウイルスの感染拡大時、中国で住民全員の使用が義務付けられたスマートフォン用アプリ「健康コード」の使用が再開されるとの情報が中国のネット上で拡散され、住民に不安が広がっているという。「健康コード」は2020年初め~22年末にかけて利用されたもので、PCR検査の結果と連動して緑や赤のコードが表示され、行動制限に使用された。コロナ対策が終了した後も、「健康コード」アプリは使用可能な状態で存続している。
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