【亜州ビジネス編集部】中国で引き続き、バッグや腕時計など高級ブランド品の中古市場が拡大していく見通しだ。先進国では高級消費財市場に占める中古品のシェアが20～30％に達するのに対し、中国ではわずか5％にとどまる。今後の成長余地が大きいとみられている。中国経済網が8日付で伝えた。

　高級ブランド品の主なカテゴリーとしては、バッグ、宝飾品、腕時計、アクセサリー、シューズ、ウエアなどが挙げられる。中国の中古ブランド品取引市場では、バッグ、宝飾品、腕時計の3アイテムが99％を占め、中でもバッグが80％という規模だ。

　中古ブランド品市場の成長について専門家は、「循環型消費」の拡大を促し、持続可能な発展に寄与するものと評価。また、その購入者の多くが「コストパフォーマンスを重視する若年層」だとして、今後も同トレンドが続くと予想している。


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