【亜州ビジネス編集部】中国の首都、北京市では3月4日に「両会」（全国政治協商会議と全国人民代表大会）が開幕する。北京市公安局は「微信（ウィーチャット）」の公式アカウントを通じ、ドローンなど「低空・低速・小型」航空機の飛行を一律に禁止することなどを通知した。香港メディアの星島日報が伝えた。
　ドローンなどの使用が禁止されるのは3月1～12日まで。スポーツや娯楽、広告など、いかなる理由でも飛行が禁じられる。指定期間中に「低空・低速・小型」航空機を飛行させた場合、軍と協力して厳しく対処する方針とした。
　「低空・低速・小型」航空機とは、飛行高度が低くて速度が遅く、レーダーに反射する面積が小さい飛行器具。超小型飛行機やヘリコプター、グライダー、有人気球、パラグライダーなど12種が含まれる。


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