ニュース 2024/08/29 14:07
中国:「東数西算」投資拡大、累計8810億円規模に
経済・統計
中国が「東数西算」(東部のデータを西部で処理する国家事業)プロジェクトの投資を拡大させている。東数西算に絡んだ演算能力ネットワーク国家ハブノード8カ所向けの直接投資額は、今年6月までの累計で合計435億人民元(約8810億円)に達した。サーバーラックの設置数は195万架を超えている。サーバーラックの稼働率は63%に上った。これらを通じた投資の波及効果は2000億人民元を突破している。国家数据局が29日に報告した内容として、中国政府系メディアが伝えた。
東数西算プロジェクトの始動以来、各ハブノード間のネットワーク遅延は20ミリ秒の要求を基本的に満たしている。新設データセンターのPUE(Power Usage Effectiveness、IDC全体の消費電力/IT機器による消費電力)は最高で1.04にまで低下した。東部の需要が西部に順次移行し、演算能力の集積効果が表れ始めているという。
国家発展改革委員会や工業情報化部、国家能源局などは2022年2月17日、京津冀(北京・天津・河北)、長江デルタ、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオベイエリア)、成渝(四川・重慶)、内モンゴル自治区、貴州省、甘粛省、寧夏回族自治区の合計8エリアで、演算能力ネットワーク国家ハブノードの建設を開始すると発表した。これらのプロジェクトは今後、「新インフラ」建設推進の重点となる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
東数西算プロジェクトの始動以来、各ハブノード間のネットワーク遅延は20ミリ秒の要求を基本的に満たしている。新設データセンターのPUE(Power Usage Effectiveness、IDC全体の消費電力/IT機器による消費電力)は最高で1.04にまで低下した。東部の需要が西部に順次移行し、演算能力の集積効果が表れ始めているという。
国家発展改革委員会や工業情報化部、国家能源局などは2022年2月17日、京津冀(北京・天津・河北)、長江デルタ、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオベイエリア)、成渝(四川・重慶)、内モンゴル自治区、貴州省、甘粛省、寧夏回族自治区の合計8エリアで、演算能力ネットワーク国家ハブノードの建設を開始すると発表した。これらのプロジェクトは今後、「新インフラ」建設推進の重点となる。
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