【亜州ビジネス編集部】史上最大規模のモーターショー「2024年（第22回）広州国際自動車展示会」が15日に開幕した。80ブランド以上が合計1171台（前回比↑39台）を披露する。うち78台（うち6台はグローバルメーカー）は世界初公開モデル、512台は新エネルギー自動車（NEV）。展示モデルに占めるNEV比率は43.7％にまで拡大し、24日まで10日間開催される。南方都市報などが伝えた。

　今年も広州市海珠区琶洲島の中国進出口商品交易会展館（広交会展館）を会場に選定している。A・Dエリアの屋内展示ホールや南北広場の屋外展示エリアなど、総面積22万平方メートルで開催された。

　展示する主要なグローバル車ブランドは、BMW、MINI、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン・グループ（安徽VW、一汽VW、VW輸入車、上海VW）、アウディ（一汽アウディ、上海アウディ）、スマート、フォード、GM（ビュイック、キャデラック）、リンカーン、ボルボ、トヨタ（一汽トヨタ、広汽トヨタ）、レクサス、ホンダ（広汽ホンダ、東風ホンダ）、日産（東風日産）、インフィニティ、マツダ（長安マツダ）、ヒョンデ（北京現代）、キアなど。

　主な中国ブランドは、紅旗、奔騰、東風（風神、奕派、納米）、五菱、長安、北汽（極狐、北京汽車）、広汽（伝祺、AION、昊鉑）、吉利、奇瑞、BYD（王朝シリーズ、海洋シリーズ、仰望シリーズなど）、新興ブランドの蔚来（NIO）、小鵬、理想、小米などとなっている。一方、今年財務危機に直面した高合、合創、遠航などは参加を見送った。

　自動車の全産業チェーンを網羅する。通常の新車展示に加え、今年は商用車展示、車両産業チェーン、自動車文化展示エリアも設けられた。

　プレスデーは15日、業界向けは16～17日（入場料100人民元、約2160円）、一般公開は18～24日（入場料50人民元）。


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