【亜州ビジネス編集部】広東省珠海市で11月12～17日にかけて、航空機の見本市「中国国際航空航天博覧会」（中国航展）が開催される。国有企業の中国航空工業集団（AVIC）は2万平方メートルの展示スペースを準備し、260種の航空製品を展示する予定だ。うち30％は今回が初お披露目となる。中国新聞網が26日付で伝えた。

　同集団は見本市で、航空関連製品を展示するほか、システム展示や航空デモンストレーションなども行う。航空分野以外では、宇宙関連や無人システム、先進的な製造技術などを紹介する。

　航空デモンストレーションでは、2023年10月に実施された国内最大規模の複数機種による総合実戦演習の成果をベースに、異なる場所での任務を遂行する航空装備の運用場面をリアルタイムでライブ配信する。また、軍民両用の航空装備の利用場面についても紹介する予定だ。


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