ニュース 2024/10/03 10:17
中国:国慶節連休の人気旅行先、トップは香港=携程集団
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】旅行サイト中国大手の携程集団(トリップドットコム・グループ:9961/HK)が発表した今年の「国慶節連休(10月1~7日)」旅行トレンド報告によれば、中国本土からの旅行者の人気渡航先(フライトデータに基づく)は香港がトップだった。以下、日本、韓国、タイ、マレーシアと続く。匯港通訊が1日付で報じた。
香港を訪問した旅客の平均滞在日数は3~4日で、全体の7割超が4つ星以上のホテルを選んでいる。中国本土の旅行者は今シーズンに長距離路線の目的地を選択する傾向が強い。長距離の旅行先としては、オーストラリア、米国、ニュージーランド、英国、フランス、スペインなどが人気だ。2019年の新型コロナウイルス発生前と比較して、海外長距離路線のフライト数も増加している。
若い観光客が同連休の伸びを牽引している。アジア太平洋地域を訪れる中国本土の旅行者のうち、ミレニアル世代(Y世代:1980~1990年代に生まれた世代)が全体の75%超を占めた。同世代は各種イベントやコンサートに興味を持っているという。
文化・娯楽イベントのうち、コンサートや音楽祭、スポーツ大会は引き続き旅行目的の人気の選択肢だ。なかでも10月4、5日に香港で開催されるK-POPグループ「BIGBANG」「SHINee」のコンサートは現地を訪れる中国本土の旅行者の注目を集めている。
一方、多くの香港住民は「請一放四(※)」の連休を利用して、海外旅行に出かけている。人気の訪問先は台北、バンコク、ソウル、東京、大阪など。また深セン、広州、東莞などの粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)の都市が短距離旅行(小旅行)先として選ばれている。
※香港は10月1日のみ国慶節で休日。9月30日に休暇をとれば4連休になる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
香港を訪問した旅客の平均滞在日数は3~4日で、全体の7割超が4つ星以上のホテルを選んでいる。中国本土の旅行者は今シーズンに長距離路線の目的地を選択する傾向が強い。長距離の旅行先としては、オーストラリア、米国、ニュージーランド、英国、フランス、スペインなどが人気だ。2019年の新型コロナウイルス発生前と比較して、海外長距離路線のフライト数も増加している。
若い観光客が同連休の伸びを牽引している。アジア太平洋地域を訪れる中国本土の旅行者のうち、ミレニアル世代(Y世代:1980~1990年代に生まれた世代)が全体の75%超を占めた。同世代は各種イベントやコンサートに興味を持っているという。
文化・娯楽イベントのうち、コンサートや音楽祭、スポーツ大会は引き続き旅行目的の人気の選択肢だ。なかでも10月4、5日に香港で開催されるK-POPグループ「BIGBANG」「SHINee」のコンサートは現地を訪れる中国本土の旅行者の注目を集めている。
一方、多くの香港住民は「請一放四(※)」の連休を利用して、海外旅行に出かけている。人気の訪問先は台北、バンコク、ソウル、東京、大阪など。また深セン、広州、東莞などの粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)の都市が短距離旅行(小旅行)先として選ばれている。
※香港は10月1日のみ国慶節で休日。9月30日に休暇をとれば4連休になる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。